ちょびの防災ちゃんねる

今増える災害に備え、防災意識を高めて備蓄や身を守る事を考える。

日本の活火山について考える。噴火した時の被害と影響は?

               nihonkazan


こんにちは、ちょびです。

活火山の影響が出る地域にお住まいのあなた、噴火した時の影響などを想像できているでしょうか?

昔からの言い伝えや、おばあちゃん、おじいちゃん、親の話しに耳を向ける事はすごく大切ですよね。

また、地域に昔からある石碑なども重要です。

避難経路の確認と同時に石碑などの確認、ネットなどで昔どのような火山の影響がでたかなどを確認しましょう。

 

 

活火山とは?

国際的には一般に過去1万年以内(ほぼ第四紀完新世に相当)に噴火したことがある火山のこと。

日本の火山噴火予知連絡会・気象庁による定義でも「概ね過去1万年以内に噴火した火山及び現在活発な噴気活動のある火山」とされており、この定義による2017年度の日本の活火山数は111とされています。

人間にとっては気が遠くても、地球にとってはほんの少しの時間なんでしょうね。

 

火山活動に伴う被害

 

【 火山灰 】

噴火がおき、噴出した直径2mm以下の小さな固形物が火山灰という定義です。
時には数100km以上も運ばれることがあるとか。広範囲に降下および蓄積していきます。

火山灰は交通機関の乱れ、家屋の倒壊、航空機のエンジントラブル等様々な影響を与えます。

 日常生活にも大きく影響し、火山灰が多く降り注ぐ日は視界も悪く洗濯物も外には干せません。多量に降ると農作物に被害が出る場合もあります。

 

【 噴石 】

火山が噴火すると、大きな噴石が火口から吹き飛ばされることがあります。

ガラス質で多孔質の火山礫。

大きさは約4~32mmと変化します。

風の影響をほとんど受けず短時間で落下し建物の屋根を突き破ることもあります。

登山者の死傷や建造物の破壊といった被害につながることがあります。

 

【 火砕流 】

高温の火山灰や岩、空気や水蒸気などが一体となって急速に山体を流下する現象です。流下速度は時速100km以上、温度は数100℃にも達します。

記憶にある方がたくさんいると思いますが、長崎県の雲仙・普賢岳では1991年6月に大規模な火砕流が発生、43人の方が犠牲になりました。

 

【 溶岩流 】

火山噴火で地下のマグマが液状の溶岩となって地表に高温の液体となって流れ下る

ものです。

その温度は玄武岩質のもので約1050~1200℃、安山岩質のもので約1000~1100℃の

範囲。

溶岩の通り道にある建物、道路、森林、農耕地、集落を焼き、埋没させてしまいます。流下速度は比較的遅く、避難は徒歩で可能ですが、流れる速度は溶岩の成分次第で変わるのでなるべく早く避難する必要があります。

 

【 火山泥流 】

火山堆積物が雨水等によって流れ下る現象で、土石流と類似の現象です。
噴石や火山灰が堆積しているところでは、数ミリ程度の雨でも発生しやすくなります。

火山泥流は、高速で斜面を流れ下り、下流に大きな被害をもたらします。噴火後に雨が予想されるときは、川の近くや谷の出口に近づかないようにする必要があります。

 

【 融雪型火山泥流 】

雪が積もった火山で、噴火に伴う火砕流などの熱によって雪が融けて大量の水が発生し、土砂や岩石を巻き込みながら、高速で斜面を一気に流れ下る現象です。火口から遠方まで広範囲に到達し、大きな被害を引き起こすことがあります。

 

【 火山ガス 】

火山ガスの成分は水蒸気だけでなく、二酸化硫黄や硫化水素といった物質も含まれて

います。
含まれている気体の種類によっては、人体に対して影響を与えるものもあり、過去には死亡事故も発生しています。

火山ガスが発生する可能性のある地域では、ガスマスクなどの準備が必要になりますね。

 

 

火山情報を事前に確認しておきましょう

 

【 火山ハザードマップの確認 】

火山噴火に対する対策はまず、行政機関等が作成した火山ハザードマップの確認です。

インターネット上や役場に備え付けられていることがほとんどです。

危険な場所や避難場所・避難経路を確認しておくことがとても大切になります。

噴火警報・噴火予報の発表時に立ち入り禁止や通行規制がかかる区域も記載されているので、観光などで訪れる際にも必ず事前に確認しましょう。

また、噴火規模によって、火山ハザードマップ上で色が付いていない地域であっても、被害が生じる可能性があります。

【 火山噴火の備え 】

・火山ハザードマップを事前に確認しましょう。

・噴火警報・予報を携帯電話などで入手できるようにしておきましょう。

 

 

火山の特別警報の仕組みは下の記事で詳しく説明!

www.chobisippo.com

 

火山はいつ噴火するのかな?

レベルが低くても、登山する時などはきちんと情報を集めて準備していく事が大切だよね!

      

【 登山中にもし噴火に遭遇したら 】

・リュックサックなどで頭や体を保護しましょう。

・火山灰を吸い込まないことや目に入れないようにするために、マスクやゴーグルの

 着用をしましょう。

・噴石などから身を守るために、ヘルメット着用しましょう。

・物陰に隠れる

・火山ガスの臭いを感じたら、水で濡らしたタオルなどで口を覆い風上や高台に移動

 しましょう。

・山小屋やシェルターに避難しましょう。

・山小屋やシェルターが近くにない場合は、大きな岩の陰などに隠れましょう。

【 火山灰が積もったら 】

火山灰は車や交通機関や電子機器にも影響します。吸気を必要とするものは特に注意かなと思います。

また、火山灰は水を含むと電気を通しやすくなります。

そのため、漏電なども発生し送電設備が故障した結果、携帯電話やパソコンにも影響を与えることも考えられるため、リアルタイムでの情報収集ができなくなることが懸念されます。

 

火山灰を掃除するときの気を付けるポイント

 

【 掃除全般での注意 】

火山灰は非常に小さな粒なので、吸い込んでしまうと肺にまで達し、呼吸に影響が出たり咳が増えたりします。

清掃時にはマスク(防塵マスク)と長袖の服を着用し、コンタクトレンズを使用している人は、コンタクトレンズを外し、眼鏡を使用しましょう。

目に入ったり直接皮膚に付いたりすると、炎症を引き起こすことがあります。

その場合は水で洗い流しましょう。

【 屋外を掃除するときの注意 】

火山灰を水浸しにしないようにしましょう。

過剰に水を含んだ火山灰は固まってしまい、清掃が難しくなります。

清掃時に集めた火山灰は排水溝や雨水管に流さないようにしましょう。

それぞれの地域で火山灰の処理方法は異なるので、自治体ごとの処理方法を確認しましょう。

車の運転は火山灰が巻き上げられることにつながるので、どうしても必要な時以外は避けましょう。

 

       

警戒の出ている活火山

 

火口周辺警報(9火山)

吾妻山

白根山

本白根山
霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺
桜島

口永良部島

諏訪之瀬島
西之島

硫黄島

噴火警戒レベル3(2火山)

桜島

口永良部島


噴火警戒レベル2(5火山)

吾妻山
白根山

本白根山
霧島連山のえびの高原の硫黄山周辺

諏訪之瀬島

火口周辺危険は2火山

西之島

硫黄島


警報なし レベル1も注意

全国の活火山の中には噴火警報が発表されておらず、噴火警戒レベルもレベル1の火山がありますが、過去に噴火を繰り返してきた活火山であることに変わりはなく、気象庁や自治体が発表する情報に注意が必要です。
 

まとめ

 

最近は世界中の火山が活発な時期に来ているのではないでしょうか?

火山の近くにお住まいの方は十分すぎる位の確認が必要ですね。

火山から離れていても、火山灰などの影響はたくさん出てきます。

火山灰などは扱いに注意しながら接していけるといいですね。